勝抜杯レポート その2

 次々と名前が呼ばれて早押し席に着いていく。ペーパーの出来は、やはりボーダーラインだったか?
80番を過ぎて自分の出番はないんじゃないかと思っていたら、90番を超えたところでお呼びがかかる。
早押し席に着くと、メンバーが次々と入れ替わる中、ひたすら耐久作戦。遂にはペーパー上位者と
同席となるが、まだ押さない。あくまでもチャンスをうかがう。
しばらく待っていると「ながいも、ごぼう、」という問題が!ここまで聞いて分かったが、慎重に「…、にんにく
の生産量日本一/」まで聞いてからボタンを押す。ためらうことなく「青森県」と答える。2年連続で答が
青森県」という問題で正解するのは、どうなのだろうか?まるで自分のための問題を答えているようでもある。
 ここで当然、当初の予定通り「チャージ」を宣言する。次に分かる問題が来るのか?「三方ヶ原の戦い
徳川家康と/」、ボタンを押してとにかくランプを点ける。さて、武田氏の武将だとは思って、「武田
勝頼」と答えてしまい、不正解で失格。ベタに「武田信玄」とは全く考えなかった。
 このあと、敗者復活戦で「コートジボアール」と書いて、壇上に上がる。テンポのいい早押しで、問題文
が自分にははっきりとは聞き取れない感じだった。「大阪府東大阪市にある/」とだけ聞こえたので、押
して「近鉄花園ラグビー場」と正解するものの反撃もここまで。勝ち抜けならず。これで私のクイズは終了
である。
 あとは強豪の皆さんの白熱した戦いを観戦。大会終了後、受付をしていて、早押しのステージ横で花
をつけていたのは、主催三木さんの奥様だったということが分かる。その後の飲み会で新婚の主催者ご
夫妻にも挨拶。関東と関西出身の二人が全く知らない福岡で生活するというのは、大変なのではないの
かなあと要らぬ心配までしてしまう。自分が福岡在住の人間だったらとつくづく思った。