東北クイズ愛好会フェニックス12月例会参加

参加者は10名。高校生が参加しているのが、若々しい。自分が参加者最年長。午後からは高校生
数名が増える模様。11:30企画スタート。Sさんの企画。企画内容はシンプルながら、早押し主体
で「勉強」にはちょうどいい感じ。1R〜3Rは全体を2組に分けての企画。ちょうど5人ずつ2組に分
かれる。

1Rは早押し。40問限定5P先取。実力者に早々と勝ち抜けられ、40問到達までに5Pも取れるのか?
という案の定の展開。
ヴァージニア州(Q:アメリカの首都、ワシントンD.C.を囲む2つの州は、メ/)
○栗本 薫(Q:本名今岡純代(いまおか・すみよ)、エッセイストとしては「中島梓」の名前で執筆する
          女流作家で、/)
○チャイ(Q:お茶の葉と牛乳を手鍋に入れてかき混ぜながら沸騰させて作るインド式ミルクティを/)
シャンソン化粧品(Q:ブレンド茶の「十六茶」を当初販売していた静岡市に本社を置く化粧品会社で、
               特に女子バスケットチームで知られるのはどこでしょう?)
征韓論(Q:明治初期に西郷隆盛板垣退助によって唱えられた、武力を用いて/…)
最後は高校生と一騎打ちになりながら、34問目で何とか5Pに到達。

2Rは25問限定の早押し。このうち何問取れるかという勝負だが、ほとんど勝負にならない。やっと
取ったのは
○光文(Q:大正天皇崩御の後、東京日日新聞が/…)
 →おそらく、(…がスクープした「幻の元号」は何?)とこの後、問題文が続くはず
の1問だけ。どうも早押しはいけませんな。知識量と指の早さの両方がダメです。

3Rは多答クイズ。「M−1GP決勝でこれまでに審査員を務めた人物」「宮城県の市」「1970年以降
全日本吹奏楽コンクール普門館)で2回以上金賞を受賞したことがある高校」を順番に答え、2×で
失格するという形式。ジャンケンに勝って先攻することができたので、「仙台市」「多賀城市」「立川談志
島田洋七」「ラサール石井」「淀川工業高校」を正解。ポイント差を少しだけ挽回。

昼過ぎに高校生も加わって参加者は14名に。1R〜3Rまでの合計ポイントで上位陣とのポイントは
かなり離れたが、何とか上位10人に滑り込んだ。

4Rは10人での4分間タイムレース。上位陣はアドバンテージがあるが、下位にはないのでまずは
解答権を取ること、さらにポイントも確実に取らなくては上位進出は出来ない。
いきなりスルーが出る波乱の中、
タグボート(Q:港などで、小回りの利かない大型船/)
×気仙沼市(Q:日本の都市で、「る」で始まる唯一の都市は留萌市。/)
 →勝負に出たが失敗。実際には「/では、「へ」で始まる唯一の都市はどこでしょう?」と続いていて、
  「碧南市」(へきなんし・愛知県)が正解。
クーリングオフ(Q:訪問販売法で保障されている/)
○古川勝(ふるかわ・まさる)(Q:1956年メルボルンオリンピック水泳男子200m平泳ぎで優勝した/)
+2ポイントで5Rに進出

5Rは早押しで上位4名勝ち抜け。さすがにここまで来ると実力者には確実に差をつけられてしまう。
解答権がやっと取れた問題は以下の通り。
○ドメスティック(Q:飛行機の国内線を英語で何という?)
×−(Q:前野良沢杉田玄白らがここで死体の解剖を見学し、解体新書翻訳のきっかけになった
      という、品川の鈴ヶ森/)→正解は「小塚原(こづかはら)」
○土渕(どぶち)海峡(Q:所在地の土庄(とのしょう)町役場で、100円払うと海峡横断認定証を発行/)
○上総掘り(Q:明治時代に現在の千葉県で生み出された、人の力だけで井戸を掘る技術のことを/)
ここで敗退。

全体として難易度にばらつきがあったような気もするが、それを除けば知っておくべき問題ばかりで
問題の質、企画としての完成度も高かったと思う。それにこの企画のために1000問近く問題を用意
するということはなかなか真似できない。企画者のSさん、御疲れ様でした。

企画終了後、会員諸氏の忘年会に参加させていただく。東北の地でクイズをする難しさもあるようで、
貴重なお話を聞くことが出来た。雪の舞い散る中、ホテルに戻り、合宿に向けての取り組みを再検討。
年末には自宅で「押し納め」。年明けにはどこかにこもって「自主トレ」でもすることにしよう。